カミングアウト

2008年6月11日
俺の本が4月に出て2ヶ月と少し。

   実はまだ親に本を出したことを言っていない。

   というよりも言えてない。

   照れくさくて少しも言う勇気が出ない。

   できれば、でかい賞でも獲って気づかざる得ない状況。

   「あんた本なんか出してたの!?」的な

   こんなサプライズなアレがいい。

   すると俺は

   「あんたが産んだ息子は本なんかを書いてたぞ」的な

   多くを語らず少し照れ交じりで告白できればいいな。

   でもそんな予定は未定でいつか自分の口から言わなければ

   いけないと思う。

   そんな今日この頃の俺が昨日にだ。

   俺は本のことを意識し始めタイミングを見計らっている。

   と言っても告白プランなんか考えていない。

   オカンが部屋にやってきた。

   遅くなるなる前に帰れといいにきた。

   「おい!お前はよ帰らんといかんぞ。」

   オカンがバリバリの男言葉を言い放ち立ち去ろうとした時だった。

   俺は勇気を出し呼び止める

   が、俺の「おい」をオカンの声は遮った。


   
   「あんた、本は売れてんか?」

   コンヌズワー   綾心です。

   俺のドラマチックカミングアウトが台無しやん。

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