オモチャに夢中。

2008年4月23日

向こうから大きなランドセルを背負った小さな子供達が

　　1列に並んでこちらへ歩いてくる。

　　一人づつ顔を見ながら息子を探した。

　　やっと見つけたと思ったら

　　息子の目はすでに俺を捉えその目は段々と丸くなってくる。

　　「お父さんが来たの？」と息子は笑顔。

　　だが何か様子がおかしい。

　　息子の前に回りこんで顔を覗き込むと目を反らす。

　　手を差し伸べるが俺と手を繋ごうとしない。

　　でも口元は笑っている。

　　どうやら照れているようだ。

　　小学生になって親父と手を繋ぐのを恥ずかしがっている。

　　寂しいけど成長した証。

　　家に帰って息子と二人きりだった。

　　息子はおもちゃに夢中になっていた。

　　TVを見る親父とおもちゃに夢中の7歳の息子。

　　会話はない。

　　唐突だったが大きい声で聞いてみた。

　　「お父さんの事好きか？」

　　「うん。好き」

　　即答してくれた。

　　コンヌズワー　　綾心です。

　　
　　4月23日の今日。

　　息子が7歳になりました。

　　お誕生日おめでとう。
　