心の中に聞き入れてくれない。
2006年9月9日俺は以前から中学生に柔道を教えてて
こんな俺だが先生と呼ばれている。
先週の話だがその子らの大会へ行った。
そこには応援として部を引退して受験を控えてる3年生のゆうほがいた。
ゆうほというかわいらしい名前だが
体はゴツくて俺をお姫様ダッコできる力の持ち主。
顔にはうっすらひげがあり一見おっさんのようにも見える
俺はコイツの顔みるたびに「今度呑みにいこうや」と言うほど。。
ゆうほはニヤっとして「ああ ええよ」と。。
俺とゆうほはこんな仲。
そんなゆうほと話する時間ができ
将来について話の流れになった。
話を聞いてるとゆうほは悩んでいたというより苦しんでいた。
受験生の今、置かれてる立場や状況などは把握してるが
どう進んでいいのか、どうしたいのかが自分でわかっていなかった。
やりたいこともない。目指すものもない。
一番大事な時期をただ単に時間だけが流れるといったかんじ。
かといって危機感を感じているだけで、ゆうほからあせりを感じない
このなにもつかめない状況にゆうほは苦しんでるのだと俺は感じた
「勉強できるのは今しかない。後から勉強したくなってもできない。
この年になって勉強したいと思った。
大人はみんな同じこと言うだろう?本当のことなんだぞ」
などとありきたりなことをゆうほに言った。
ゆうほは「そうだよねー」と相槌を打つが
俺の言葉を心の中に受け入れようとしないのが手にとるようにわかる。
「なぁ俺なんてお前に言ってくる大勢の大人の中の一人だろ?
俺はなどうでもいいやつにこんなめんどくさい話なんかしないんだぞ
かと言ってお前のこと溺愛してるわけでもないけど。。。
お前のことどうでもいいヤツじゃないって思ってるだけだ」
うんとうなずいたゆうほは
その後、少しづつ俺の言葉を聞き入れてくれるようになった。
実は今のゆうほは中学校3年の頃の俺とよく似てる。
自分に似てると腹立たしいというが
あまりそうは感じなかった。
それは俺があのころよりは少しは成長し変わったからだろう。
ゆうほを見て自分の成長が見れた。
そして思ったことがもう一つ。
もし自分の子供がゆうほと同じように苦しんでいたらどうしようか
親の俺の言葉なんて絶対聞き入れてくれない。
まだ10年後の話だが心配でならない。
俺はその時どうしたらいんだろうか。。
AM0:41 綾心記
こんな俺だが先生と呼ばれている。
先週の話だがその子らの大会へ行った。
そこには応援として部を引退して受験を控えてる3年生のゆうほがいた。
ゆうほというかわいらしい名前だが
体はゴツくて俺をお姫様ダッコできる力の持ち主。
顔にはうっすらひげがあり一見おっさんのようにも見える
俺はコイツの顔みるたびに「今度呑みにいこうや」と言うほど。。
ゆうほはニヤっとして「ああ ええよ」と。。
俺とゆうほはこんな仲。
そんなゆうほと話する時間ができ
将来について話の流れになった。
話を聞いてるとゆうほは悩んでいたというより苦しんでいた。
受験生の今、置かれてる立場や状況などは把握してるが
どう進んでいいのか、どうしたいのかが自分でわかっていなかった。
やりたいこともない。目指すものもない。
一番大事な時期をただ単に時間だけが流れるといったかんじ。
かといって危機感を感じているだけで、ゆうほからあせりを感じない
このなにもつかめない状況にゆうほは苦しんでるのだと俺は感じた
「勉強できるのは今しかない。後から勉強したくなってもできない。
この年になって勉強したいと思った。
大人はみんな同じこと言うだろう?本当のことなんだぞ」
などとありきたりなことをゆうほに言った。
ゆうほは「そうだよねー」と相槌を打つが
俺の言葉を心の中に受け入れようとしないのが手にとるようにわかる。
「なぁ俺なんてお前に言ってくる大勢の大人の中の一人だろ?
俺はなどうでもいいやつにこんなめんどくさい話なんかしないんだぞ
かと言ってお前のこと溺愛してるわけでもないけど。。。
お前のことどうでもいいヤツじゃないって思ってるだけだ」
うんとうなずいたゆうほは
その後、少しづつ俺の言葉を聞き入れてくれるようになった。
実は今のゆうほは中学校3年の頃の俺とよく似てる。
自分に似てると腹立たしいというが
あまりそうは感じなかった。
それは俺があのころよりは少しは成長し変わったからだろう。
ゆうほを見て自分の成長が見れた。
そして思ったことがもう一つ。
もし自分の子供がゆうほと同じように苦しんでいたらどうしようか
親の俺の言葉なんて絶対聞き入れてくれない。
まだ10年後の話だが心配でならない。
俺はその時どうしたらいんだろうか。。
AM0:41 綾心記
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